会社の敷地内にはコナラの樹が沢山あります。去年はほとんどどんぐりができませんでした。今年は降るようにどんぐりが落ちてきて豊作です。一説によると、ブナ科の樹は計画的に実を付ける年と付けない年をつくっているのだそうです。どんぐりはねずみの餌になることで生息域を広げているのですが、ねずみが増えすぎると食べ尽されてしまう。そこで実を付けない年をつくり、ネズミの繁殖を抑え、実が多い年は動物たちの餌として土に埋めてもらい、自分たちが繁殖出来るようにするそうです。
どんぐりは縄文時代には食糧として利用されていました。ミネラルやビタミンも含まれ栄養価が高く、100gあたり252kcalあるそうです。ただ渋みがあるので、しっかりあく抜きする必要があります。どんぐりクッキー、どんぐりコーヒー、どんぐりご飯などのレシピがネットでも紹介されています。秋ならではの味覚ですね。