大急ぎで桃の剪定を行っています。
一般の農家は強い枝を除き、弱い枝を長めに残す「弱剪定」を行います。そうすることにより、粒の揃った桃ができ、農協に出荷するのに適した実になります。桜屋の桃の選定は「強選定」といい、強い枝も残しつつ、全体的に枝を短くします。それにより、400g以上の大きな実をとることができます。樹形としては2本の主枝を左右に広げるように伸ばし、横から見るとカクテルグラスの形になります。
同じ山梨県でも、甲州市大藤地区の大藤流や韮崎市大草町の大草流などそれぞれに工夫を凝らした仕立て方法もあります。
少し舌足らずのウグイスの初鳴きを聞きました。