葡萄も李も桃も新梢を伸ばし、爽やかな風に吹かれています。
李の摘果が終わり、今は雌樹のキウイの摘蕾をしています。キウイの蕾はちょうど卵ボーロのような形状です。一本の軸に「巾」の字状に3個ついていて、その中で中央についている大きな蕾を残していきます。この蕾が大きく白い花を咲かせます。花粉をとるために雄樹の摘蕾はしません。雄樹の蕾は、一回り小さい卵ボーロ状で、ぎっしりとついています。早いものは雌樹に先立ち花を咲かせ始めましたが、これだけ蕾がついていると、時間差で開くので受粉は可能です。キウイは羽ぼうきによる人工授粉後に、摘果となります。
ちなみに摘果する李の実は、アーモンドチョコレートのようなつやと大きさと形をしていて、違うのは色がグリーンかこげ茶という位です。いつもアーモンドチョコレートを連想しながら、作業をしています。